【WTCC 日本ラウンド】今季から導入の団体タイムアタッック「MAC3」、シトロエンが速さをみせる

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WTCC日本ラウンドで初登場した「MAC3」
WTCC日本ラウンドで初登場した「MAC3」 全 6 枚 拡大写真

2016年のWTCC第9戦JVCKENWOOD Race of Japan。公式予選が終わった後に今季から導入された団体タイムアタック「MAC3」が行われた。

MAC3とはマニュファクチャラー・アゲインスト・ザ・クロックの略。今年ワークス体制で3台以上参戦しているシトロエン、ホンダ、ラーダがそれぞれ3台団体になって走行。2周走行し合計タイムで順位が争われ、結果に応じてマニュファクチャラーポイントに1位10ポイント、2位8ポイント、3位6ポイントと加算される。

これまで予選のタイムアタックといえば、1台ずつの個人戦という印象が強かったが、WTCCで新コンテンツとして今年から採用されたもの。特に決勝レースでアドバンテージを得られることはなく、ファン向けのショーという要素が強いコンテンツとなっている。

まずは、ラーダの黄色い3台のマシンが登場しニッキー・キャツバーグ、ガブリエル・タルキーニ、ヒューゴ・バレンテの3人でスタート。タルキーニが引っ張っていく走りをみせたが2周目で少しバラついてしまい4分00秒966。続くホンダはティアゴ・モンテイロ、ロブ・ハフ、ノルベルト・ミケリスが参加。勢いよくスタートを切ったが1周目の4コーナー立ち上がりでミケリスが少しダートにはみ出すミス。2周目は上手くまとめたが合計で4分00秒539で暫定トップにたった。

最終のシトロエンはホセ・マリア・ロペス、イヴァン・ミューラー、トム・チルトンという3人。ロペスが難しい真ん中に入る役で2周とも上手くまとめ上げ3分59秒494を記録。見事、3メーカーの争いを制した。

《吉田 知弘》

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