【新聞ウォッチ】トヨタはどう変わろうとしているのか---朝日が実像に迫る

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【新聞ウォッチ】トヨタはどう変わろうとしているのか---朝日が実像に迫る
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年9月5日付

●G20政策総動員確認へ、中国で開幕、経済で協調対応(読売・1面)

●カイシャの進化、トヨタの挑戦、AIに活路(朝日・1、4面)

●ベンチャー投資最高に、AIなど技術獲得、大手企業けん引、1~6月2割増(日経・1面)

●ニュース一言、オートバックスジャパン・小林社長(日経・5面)

●自動運転へ3D地図、レーザーで高精度測量、車9社など出資会社(日経・15面)

ひとくちコメント

自動車産業は変化のうねりのなか、AI(人工知能)などITの技術革新で、「自動運転」の開発が急速に進み、グーグルなどIT企業も、この分野に割って入ろうとしている。

経営環境が目まぐるしく変化するなかで、トヨタ自動車はどう変わろうとしているのか。きょうの朝日が悪戦苦闘しながらも変わろうとする会社の実像に迫るシリーズ「カイシャの進化」で、トヨタ自動車を取り上げている。

1面では「トヨタの挑戦。AIに活路」、経済面では「ベンチャー精神原点回帰」がタイトル。豊田章男社長のインタビュー記事も掲載。豊田社長は「時代によって変えるべきものと変えてはダメなものをはっきり分けないといけない」と指摘。

ベンチャー企業のようだった「創業の精神は,会社が生を得た価値だと思う。そこは変えてはいけない。だけどそれ以外のことは変えていい。そういう意味でベンチャー精神を取り戻そう、と言っている」と述べている。さらに「継承者というものは絶えず挑戦を続けること」とも語っている。

リーマン危機後、逆風が吹き荒れるなか、社長に就任してから8年目を迎えた豊田社長。残暑が厳しいこともあるが、黒縁メガネで、ガズーレーシングのネームが入った半袖のポロシャツ姿という、全国紙のインタビューとしては写真を見る限りではリラックスしたいで立ちである。

《福田俊之》

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