「目標は優勝」堤優威がグローバルMX-5カップの日本代表として参戦

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アメリカで開催されるグローバルMX-5カップに挑戦する堤優威
アメリカで開催されるグローバルMX-5カップに挑戦する堤優威 全 8 枚 拡大写真

今週末9月10・11日にアメリカのラグナセカで開催されるグローバルMX-5カップのインビテーションレースに、今季スーパー耐久に参戦している堤優威(つつみ ゆうい)が日本代表として挑戦する。

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このレースは、マツダの『MX-5(日本名:ロードスター)』をベースにしたレース専用のカップカーによるワンメイクレース。マシンによる差をできる限りなくし、ドライバーの技量で勝敗がつくよう厳しく指定部品が管理され、ドライバー込みの重量もイコールになるように調整される。

このシリーズは世界各国で開催され、上位入賞者で世界一決定戦も行われるというシステムになっている。すでに今年はアメリカでシリーズがスタートしており、来年以降ヨーロッパでも順次開催予定。日本でも「グローバルMX-5カップ・ジャパン」として2017年からシリーズが開催予定。8月25日には筑波サーキットで試乗会も行われ、多くの参加希望者がステアリングを握っていた。

そんな中、マツダの後押しも受けて今回日本代表として挑戦する堤。昨年のマツダ・ロードスター・パーティーレースで日本一に輝き、今年はNo.54TC CORSE iRacing ROADSTERから参戦している。

5歳の時、自身もレースに参戦していたという父に連れられてレーシングカートに乗ったのがきっかけで、モータースポーツの世界に入ったという堤。18歳でカートの世界一決定戦に出場後、4輪レースへ本格的にステップアップ。スーパーFJを経て当時はフォーミュラカーの路線を考えていたが、様々な縁や周りのサポートもあって、昨年ロードスター・パーティーレースに参戦し、見事日本一に輝いた。その功績が認められ、今年はスーパー耐久に参戦し、MX-5カップへの切符も獲得した。

日本では着実に実力をつけ始めてきているが、カートの世界選手権に参戦した時にうまく結果を残せなかった事が心残りだったとのこと。今回のチャンスは「海外挑戦のリベンジ」と位置付けているという。

「カートで世界選手権に参戦した事がありますが、全然違いましたね。今まで日本でのレースは自信はあったんですけど、海外に行くと環境も違いますし、レースへの考え方も違うなと感じました。そこに合わせ切れなくて結果が出なかったんですけど、それが悔しくて……。いつかまた海外へ挑戦したいなと思っていました。あの悔しさがあったからこそ、自分もドライバーとしてここまでやってこられたなと思います」

「だから、このチャンスにかける思いは強いですし、何としても良い結果を残したいです。でも向こうの選手も速いと聞いていますし、ラグナセカを走り込んでいる人たちばかりで、少しハンデはあるかもしれないですけど、そこはちゃんと埋め合わせていかないといけないと思っています」

カートで味わった世界の壁の高さが、逆に今の自分のモチベーションにもなっているという堤。最終的な目標はルマン24時間レースへの挑戦だという。

「もちろん国内最高峰のSUPER GTにも挑戦したいですが、グローバルカップで結果を残して、アメリカのマツダのチームから声をかけてもらえればいいなと思っています。最終的にはルマン24時間まで行きたいなと思っています」

そのためにも、貴重な海外挑戦の機会。目標について堤は「もちろん優勝です。また自分にとっては2度目の海外挑戦なので、前回が悔しかった分、今回はリベンジという気持ちが強いですね。今度こそという気持ちで臨んできたいです」と力強く語った。

また日本からは堤に加えて井原慶子さん主宰の「マツダ・ウェイメンインモータースポーツプロジェクト」の北平絵奈美も参戦予定。注目のマツダ・グローバルMX-5カップインビテーションレースは10、11日に開催される。2人がラグナセカでどんな走りを見せてくれるのか、注目だ。

《吉田 知弘》

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