【パリモーターショー16】ヒュンダイの入門車、i10 に改良新型…表情一新
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初代i10は2007年に発表。生産はインドで行い、欧州など世界各国へ輸出されるヒュンダイの世界戦略コンパクトカー。欧州ではAセグメントに属し、欧州のヒュンダイブランドの入門車に位置づけ。
2013年秋、フランクフルトモーターショー13において、現行『i10』をワールドプレミア。現行i10は、2世代目モデル。デザインと開発は、ヒュンダイのドイツテクニカルセンターが担当。ヒュンダイのデザイン言語、「fluidic sculpture」をさらに進化させた。ボディサイズは先代と比較して、全長を80mm、全幅を65mm大型化。全高は50mm低められた。
また、車台は新開発。ホイールベースは先代比で5mm伸びた。ヒュンダイによると、クラス最大のレッグルームと荷室容量を実現。荷室容量は先代比で10%以上増え、252リットル。後席を倒せば、最大1046リットル(いずれもVDA計測法)に拡大する。
パリモーターショー16で初公開される改良新型i10では、現行型のデビューから3年を経て、初の大幅改良が施される。外観はフロントグリルやバンパーなどを変更。グリルは流れる滝をモチーフにしたデザインで、表情を一新する。また、上級車用のアクティブセーフティやコネクティビティも、改良新型モデルに導入。乗り心地も引上げられている。
《森脇稔》