ガレージの雰囲気をマンションに!? もと社宅をリノベーション

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土間がある『DECOR House デザインを魅せる家』(ルピアージュ田無、9月9日メディア公開時)
土間がある『DECOR House デザインを魅せる家』(ルピアージュ田無、9月9日メディア公開時) 全 27 枚 拡大写真

ポラスグループは9月9日、“一棟まるごとリノベーションプロジェクト”の都内初物件「ルピアージュ田無」(東京都西東京市)をメディアに公開。5テーマに分類したモデルルーム5室を先行公開し、9月中旬から全50戸を販売する。価格は4000万円台から。

物件は西武新宿線田無駅から徒歩10分。全室南向きで専有面積73平米。「もともとサッポロビールの社宅として使われていた築23年の物件をフルスケルトンでリノベーション。明確なテーマを持つ5つのモデルから好みのベースを選択してもらい、オプションを追加することでオンリーワンの住まいをつくるイメージ」という(写真27枚)。

今回、公開された各テーマを持つ5つのモデルルームは、『DRESS HOUSE 優雅な時を奏でる家』『Gathering House 笑顔のステーションを持つ家』『SLOW HOUSE 包容力の豊かな家』『Atelier HOUSE 感性を大切にする家族の家』『DECOR House デザインを魅せる家』の5タイプ。

それぞれに別の設計デザインが担当。Gathering~を中央住宅マインドスクェア事業部、SLOW~を同女性チーム、DECOR~を中央住宅スターディ・スタイル(Sturdy Style)一級建築士事務所、DRESS~を長谷工アーベスト、Atelier~を長谷工リフォームが担った。

なかでも『DECOR House デザインを魅せる家』は、1階という不人気要素を逆転の発想で提案。社宅時代にもともとあった玄関すぐ脇の部屋を、コンクリート打ちっぱなしの「土間」に仕立てた。モデルルームには、その土間に工具や自転車を無造作に置き、「自転車やラジコン、ジム器具などを置いて、フィールドから帰ってすぐ靴のまま部屋に戻れるイメージ」という。

このモデルルームをデザインしたのは、自動車雑誌のガレージ特集などにも登場する小川宏之(Sturdy Style)氏ら。「この土間をはじめ、収納を兼ねたデザインウォール、コルク床、バーカウンター、壁面の書棚、6人がけのテーブルが置けるダイニングなど、従来のイメージを覆す空間に仕立てた」という。

駐車場は敷地内平置きで38台ぶん、76%を確保。ポラス関係者は、「この物件の周辺の多摩エリアは、多摩川水系の湖や川、そして高尾山をはじめとする秩父連山に近い。クルマに自転車やカヌーを積んで、週末に遊びに出て、自宅に戻ってもさっと後片付けできるひとときもイメージできる。だから、社宅時代にあった機械式の駐車場も撤去し、すべての駐車場をハイルーフ車が止められる平置きタイプにした」と話していた。

趣味時間を自宅で共有できるガレージの雰囲気を込めたDECOR~タイプは、「プラス270万円ほどで施工可能」という。

また、この「ルピアージュ田無」に興味を持ち、問い合わせてくる客の多くが、「30~40代の子持ちファミリー。年収は600万円前後」。今回のメディア公開では、一室が何も施されてない“更地”の状態のフルスケルトン状態も見せていた。

入居時期は2017年5月中旬からという「ルピアージュ田無」。社宅時の設計は長谷工コーポレーション。改修施工は長谷工リフォーム、売主は中央住宅(ポラスグループ)、販売は長谷工アーベスト。

《レスポンス編集部》

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