トヨタ自動車本社に純水素燃料電池システム、東芝が納入

自動車 ビジネス 企業動向
出力3.5kW純水素燃料電池システム
出力3.5kW純水素燃料電池システム 全 2 枚 拡大写真

東芝は、トヨタ自動車向けに納入した出力3.5kW純水素燃料電池システムが運転を開始したと発表した。

システムは、3.5kW機として商用初のシステムで、愛知県豊田市内にあるトヨタ自動車本社工場敷地内のエネルギー管理棟で、エネルギーの最適運用に向けた実証試験に活用される。

東芝が納入した純水素燃料電池システムは、水素をそのまま燃料とするため、CO2排出量ゼロで発電できるほか、短時間で発電可能。水素から発電した電気とその過程で生成される温水は、エネルギー管理棟に供給、照明や空調などに使用される。

また、太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、効率的なエネルギー運用方法の確立に向けた実証試験を行う。

水素燃料電池ユニットは、2014年に山口県が公募した「やまぐち産業戦略研究開発等補助金」事業で、山口リキッドハイドロジェン、長府工産、岩谷産業と共同で採択を受けて開発し、今回、3.5kW燃料電池ユニットを商品化した。
 >おすすめコンテンツ:レクサス杯観戦記

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
  4. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  5. 約67万円から買える小型トラック、印タタが「エースプロ」発表…EVも用意
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る