ジャガー・ランドローバーの「インジニウム」エンジン、ラインナップ拡大へ

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ジャガー・ランドローバーの「インジニウム」(INGENIUM)エンジン
ジャガー・ランドローバーの「インジニウム」(INGENIUM)エンジン 全 1 枚 拡大写真

英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは9月12日、「インジニウム」(INGENIUM)エンジンのラインナップを拡大すると発表した。

インジニウムは2014年7月、ジャガー・ランドローバーの新世代エンジンとして登場。同社が設計から開発、製造までを一貫して手掛けたディーゼルおよびガソリンエンジン。CO2排出量と燃料消費を低減する一方で、クラストップのトルク、パワー、洗練性を提供する。

インジニウムの特徴は、ジャガーおよびランドローバーの様々な新型車に無理なく搭載できるよう、柔軟性に優れ、将来的に様々な応用や展開が可能ということ。また、後輪駆動、四輪駆動をはじめとする、様々なエンジン・レイアウトに対応可能。さらに、トランスミッションはMTおよびAT、電動ハイブリッド駆動システムにも対応する。

インジニウムのディーゼルとガソリンに使われる軽量ブロックはどちらも、ボア、ストローク、シリンダースペース、500ccのシリンダー容量が共通。高い柔軟性を有し、様々な応用や展開ができる。さらなる小型化や大型化されたエンジンの効率的な開発を可能にした。

今回、ジャガー・ランドローバーは、インジニウムエンジンのラインナップを拡大すると発表。ガソリンエンジンに関しては、2015年の2.0リットル直列4気筒に続く形で、2017年に新エンジンを投入することが公表されている。

《森脇稔》

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