豊田通商、トラック自動運転・隊列走行の実用化に向けた実証事業に参画

自動車 テクノロジー ITS
トラック隊列走行の実証風景(新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)/エネルギーITS推進事業/2012年度)
トラック隊列走行の実証風景(新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)/エネルギーITS推進事業/2012年度) 全 1 枚 拡大写真

豊田通商は9月13日、経済産業省が公募したスマートモビリティシステム研究開発・実証事業のうち「トラックの隊列走行の社会実装に向けた実証」に参画すると発表した。

スマートモビリティシステム研究開発・実証事業は、経済産業省および国土交通省による3年間の自動走行プロジェクト。一般車両の自動走行(レベル2・3)、トラックの隊列走行、専用空間における自動走行等を活用した端末交通システム、一般車両による自動バレーパーキングを対象として、安全性・社会受容性・経済性の観点や、国際動向等を踏まえつつ、必要な技術開発と実証を通じて、その社会実装に必要な技術開発や事業面の検討を実施する。

現在、日本のCO2排出量の約2割は運輸部門によるものといわれており、環境・エネルギー制約への対応が求められる中、自動走行の普及による省エネへの期待が高まっている。また、物流業界では、深刻なドライバー不足の解消や経営効率改善、安全性向上に対する強いニーズがあり、その対応策の一つとして、自動走行技術を用いた後続車無人のトラック隊列走行に、高い関心が寄せられている。

このようなニーズを踏まえ、今回の事業では、トラック隊列走行の実用化に向けた技術開発、実証実験、事業面の検討を、大型車メーカー、物流事業者ほか関係各社と協業し、2018年度までに実施する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る