【CEATEC 16】デンソー、最先端のロボティクス技術を紹介

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デンソー ブースイメージ
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デンソーは、10月4日から7日の4日間、幕張メッセ(千葉市)で開催される最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2016」に出展。「DENSO ROBOT WORLD」をテーマに、最先端のロボティクス技術を紹介する。

デンソーブースでは、同社の産業用ロボットアームの技術を応用して開発した小型ロボットアーム「COBOTTA(コボッタ)」を展示する。COBOTTAは、人と協働可能なロボットアームとして、指の挟み込みがない構造や鋭利な部分がない形状など、使用者の安全にこだわり開発。また安全な動作速度を維持するセーフティモーション機能を搭載し、安全柵を設置することなく、使用者の対面や隣で作業を行うことができる。さらに卓上でも利用できるよう小型、軽量化を実現。産業用に加えて教育現場や研究施設など、幅広い分野で使用できる。今回の展示では、2台のCOBOTTAによる似顔絵作成デモを実施。1台がアームの先端に取り付けられたカメラで来場者の顔を認識し、もう1台が似顔絵を作成する。

その他にも、手術時に医師の腕を支え、生理的に生じる手のふるえや疲れを軽減する手術支援ロボット「iArmS(アイアームス)」や、レーザーで侵入者を検知し、カメラで自動追尾する遠隔見守りシステム「ZONE D」、道路の橋などの社会インフラの点検に使用する産業用UAV(ドローン)、医薬・医療用ロボットをベースに開発した将棋指しロボット「新電王手さん」を展示する。

また、ロボティクス技術のベースとなる自動車分野の技術として、デンソーが考える未来のコックピット「ハーモニアス・コミュニケーション・コックピット」を展示。自動運転中に自動車が危険個所に差し掛かった時のドライバーへの注意喚起や、合流や車線変更の際のサポート、ドライバーの脇見や眠気などを監視し、状況に応じて警告を行ったり、緊急事態を検知するドライバーステータスモニターを体感できる。

《纐纈敏也@DAYS》

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