ホンダ、熊本製作所の復興・新規投資に132億円

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ熊本製作所
ホンダ熊本製作所 全 3 枚 拡大写真
ホンダは、4月の熊本地震での被害から9月13日までに全面的に復旧した熊本製作所(熊本県大津町)に132億円を投資したと明らかにした。

同製作所は地震によって建屋や設備が損壊し、4月14日から5月の大型連休まで全面的に生産を停止。その後、復旧作業を進めながら順次生産を再開して行き、9月13日には生産量を地震の前の状態に戻している。

復興に当たっては、「早期の生産復旧と将来への更なる体質強化を目指し『復旧・進化プロジェクト』を発足させて取り組んだ」(島原俊幸・執行役員熊本製作所長)という。設備の修復だけでなく、効率化も狙った新規投資も行ったのだ。その総額(一部未投資分含む)が132億円となった

修復では、機械やラインなどの設備を建屋に固定する際の耐震基準を高めるなど震災に強い工場に刷新した。島原所長は「こうしたノウハウはホンダ全体で共有するよう、順次ほかの製作所にも波及させていきたい」としている。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る