【コンチネンタル TechRide】走行しながらタイヤの残り溝がわかる技術

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コンチネンタル Summer TechRide
コンチネンタル Summer TechRide 全 5 枚 拡大写真

日本ではあまりなじみがないかもしれないが、欧州や米国では法規制もあり装着が義務付けられているTPMS(Tire Pressure Monitoring System)。コンチネンタルが開発中のTPMSは、走行中の荷重、タイヤの溝まで計測可能だという。

【画像全5枚】

TPMSは、通常タイヤのバルブユニットをセンサーのついたものに交換し、タイヤの空気圧、温度をリアルタイムで計測する。得られたデータから、タイヤの適正空気圧を管理することで、燃費改善、ライフの延長などが期待される。また、商用車なら運行管理、車両メンテナンスなどにも利用できる。欧州・北米に続いて中国でもTPMS装着義務化の動きがあるという。

コンチネンタルが開発中のeTISは、トレッド面の内側に10g程度のセンサーを取り付け、回転するタイヤが接地するときの圧力、時間を計測する。4輪のリアルタイムの接地圧または荷重が計測できると、それだけでさまざまな応用ができそうだが、同社はそのひとつとして、タイヤの溝がどれくらい残っているかを計算する方法を考えた。

どのようにして溝の深さを計測するのか。原理としては、タイヤが摩耗すると、ミリ単位であるが直径が変わってくる。それは、正確な走行距離とタイヤの回転数・速度の情報から計算できる。溝を直接測るのではなく、計算によって溝の負荷さを予測している。誤差はプラスマイナス1mmとのことだ。必要なデータは、GPSとCANから取得したデータを利用する。これに、実際のタイヤ荷重の値も使って、消耗のシミュレーションも行い、より正確な値になるようにしている。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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