GSユアサ、多摩モノレールの変電所に回生電力貯蔵装置を納入

鉄道 企業動向
回生電力貯蔵装置「コンバータ部および回生吸収蓄電池部」
回生電力貯蔵装置「コンバータ部および回生吸収蓄電池部」 全 4 枚 拡大写真

GSユアサは、多摩都市モノレールの日野変電所に、2000kW出力の回生電力貯蔵装置「E3 ソリューション システム」を納入した。

運用開始に先立って実施した非常走行試験では、停電により駅間で停止した車両を、リチウムイオン電池の電力だけで安全に退避することを確認した。

今回納入した「E3 ソリューション システム」は、平常時、回生電力を有効活用するため「回生吸収用リチウムイオン電池LIM25H-8(高入出力タイプ)」と、停電時に駅間に停止した車両を安全に退避させるための「非常走行用リチウムイオン電池LIM50EN-12(大容量タイプ)」の2種類のリチウムイオン電池を搭載している。

「非常走行用リチウムイオン電池」からの放電が終了した後、「回生吸収用リチウムイオン電池」に切り替えることで、車両の非常走行を継続することができる、国内初の機能を備える。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る