FCA、全世界で190万台リコール…エアバッグ機能せず死者3名

自動車 テクノロジー 安全
ジープ・パトリオット2012年モデル
ジープ・パトリオット2012年モデル 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)は9月15日、北米を中心に全世界でおよそ190万台のリコール(回収・無償修理)を行うと発表した。

今回のリコールは、安全装備の不具合が原因。同社によると、ある一定の条件下での衝突事故において、エアバッグやシートベルトプリテンショナーが、本来の機能を発揮しないおそれがあるという。

リコールの対象となるのは、2011‐2014年モデルのクライスラー『200』、2010‐2014年モデルのジープ『パトリオット』、『コンパス』など6車種。

米国ではおよそ140万台、カナダでは14万2959台、メキシコでは8万1901台、その他の世界市場では28万4051台、全世界で合計およそ190万9000台がリコールに該当する。

なお同社は、「この不具合に起因した可能性のある事故で、3名の死者と5名の負傷者を確認している」とコメント。FCA USは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、順次リコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る