常磐線の神立駅、「帆曳船」イメージで橋上化…2018年完成目指す

鉄道 企業動向
神立駅のイメージ。橋上駅舎と東西を結ぶ自由通路が整備される。
神立駅のイメージ。橋上駅舎と東西を結ぶ自由通路が整備される。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本水戸支社は9月16日、常磐線神立駅(茨城県土浦市)の橋上化と自由通路の本体工事に着手すると発表した。9月30日に安全祈願祭が行われる。

発表によると、神立駅地区再生計画の一環。水戸支社と土浦・かすみがうら土地区画整理一部事務組合が協定を締結し、今年3月から支障する施設の移転工事が行われている。

鉄道施設(橋上駅舎)と都市施設(自由通路など)は「霞ヶ浦の湖に白い帆を広げて浮かぶ『帆曳船』」のイメージでデザイン。地域交流の拠点になることを目指す。橋上駅舎はコンコースと多機能トイレ、店舗などを設け、駅舎と上下線のホームをつなぐ階段を各2カ所、エレベーターを各1基設置する。自由通路は幅が約6.0m、延長が約40m。東口と西口の駅前広場に階段とエレベーター、多機能トイレなどを設置する。

今後は支障移転工事を11月までに終わらせるとともに、10月から本体工事に着手。2018年春頃から水戸方面の駅舎階段を除いて使用を開始し、同年秋頃には全ての工事を完成させる予定だ。

《草町義和》

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