ポルシェ世界販売6.7%増、米国が回復 8月

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ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは9月19日、8月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万9100台。前年同月比は6.7%増とプラスに転じた。

市場別では、主力市場の米国が回復。8月の米国実績は5181台。前年同月比は3.5%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

モデル別では、SUVの『マカン』が2304台で、最量販車に。ただし、前年同月比は39.3%減と、4か月ぶりに減少した。『カイエン』は1067台。前年同月の1.7倍と、プラスに転じた。

スポーツカーは、『ボクスター』と『ケイマン』が合計で、474台を販売。前年同月比は38.5%減と、3か月ぶりに前年実績を下回った。『911』シリーズは749台で、前年同月比は20.2%減と、後退。『パナメーラ』は445台。新型の発売を控え、前年同月に対して4.5%の減少となった。

ポルシェの2015年の世界新車販売台数は、22万5121台と過去最高。前年比19%増と、5年連続で販売記録を更新した。2016年1‐8月の世界新車販売は、15万6400台。前年同期比は2.5%増と、前年実績を上回っている。

《森脇稔》

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