【リコール】スバル レガシイ、ワイパーモータ不具合で火災事故5件発生

自動車 テクノロジー 安全
スバル レガシイ B4(2009年)
スバル レガシイ B4(2009年) 全 2 枚 拡大写真

富士重工業は9月23日、スバル『レガシイ』のフロントワイパーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『レガシイ』1車種で、2009年4月20日~2013年7月26日に製造された10万7388台。

フロントワイパーモータのボトムカバー(電気回路内蔵)の製造が不適切なため、電気接点付きリレージョイントとウォームホイールが干渉しているものがある。そのため、ワイパーを格納するカウルパネルに雪が積もった状態で窓ふき器を作動後に停止すると、ワイパーアームが本来の停止位置に戻れずアームに反力が発生。ウォームホイールを介してリレージョイントの接点部がオンオフを繰り返すことで接点部にアーク放電が発生して、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、フロントワイパーモータのボトムカバーを対策品に交換する。

今回の不具合に起因する火災事故が5件発生している。不具合は市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る