【CEATEC 16】村田製作所、BroadR-Reach用コモンモードチョークコイルを商品化

自動車 ビジネス 国内マーケット
村田製作所 コモンモードチョークコイル DLW43MHシリーズ
村田製作所 コモンモードチョークコイル DLW43MHシリーズ 全 1 枚 拡大写真

村田製作所は、車載イーサネット「BroadR-Reach1(100Mbps)」に対応したコモンモードチョークコイル「DLW43MHシリーズ」を9月から量産を開始。新製品を10月4日から7日に幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2016」に展示する。

自動車市場では、自動運転に向けた動きが加速しており、周辺検知として車載カメラの標準装備が進んでいる。そのためには大量のデータ伝送が可能な高速差動インタフェース(I/F)が必要で、民生市場で実績があるEthernetの車載版「BroadR-Reach(100Mbps)」の導入が進んでいる。

村田製作所では、自動車の制御系I/F「CANBUS/FlexRay」用コモンモードチョークコイルで培った巻線技術をベースに、ワイヤ間の静電浮遊容量バランスをコントロールすることで、「モード変換特性」などの必要な特性を実現。これまでの「CANBUS/FlexRay」に対応したシリーズに加え、今回開発した「DLW43MHシリーズ」の商品化により、自動車の運転支援用途に貢献していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る