レーシングドライバーのミハエル・クルム選手、テニス選手の伊達公子さんと離婚

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ミハエル・クルム選手
ミハエル・クルム選手 全 5 枚 拡大写真

27日、日本を中心に活躍するレーシングドライバーのミハエル・クルム選手が、プロテニス選手である伊達公子さんと前日に離婚したことを自身のホームページで発表した。ただ、今後もふたりは互いの活動をサポートし合っていくということで、ポジティブな方向にあるようだ。

クルム選手と伊達選手は2001年12月に結婚。約15年の結婚生活にはピリオドを打つこととなったが、コメントによると「友好的に、お互いの理解を持ってその結論(協議離婚)に至りました」。今後も互いの活動をサポートし合っていく旨も同時に語られており、あくまで関係リファインのための離婚判断と考えられる。

ドイツ出身、1970年生まれのクルム選手は94年から日本を主な活動拠点としている。同年に全日本F3チャンピオンとなり、その後は全日本GT選手権(現SUPER GT)で2度のGT500クラスチャンピオン(97年、03年)に輝くなど、トップシーンで大活躍した。00年フォーミュラ・ニッポン(現スーパーフォーミュラ)シリーズ2位という実績もある。

日産、ニスモとの関係が深く、11年には当時のGT1世界選手権でGT-Rを駆りドライバーズチャンピオンを獲得。その後、近年は再びGT500をメインに戦っていたが、そのシートからは昨年(KONDO Racingで1勝)を最後に離れた。今季はSUPER GTでニスモのアンバサダーとして活動中、その一方でニュルブルクリンク24時間レースにGT-Rで参戦し、現役ドライバーとしての活動も継続している。

90年代に日本女子テニス史に残る大活躍を演じた選手である伊達さんが08年に競技復帰した際には、SUPER GT開催中のサーキットに(自動車レース関係以外の)報道陣が詰めかけたこともあったが、その時もクルム選手は真摯な対応を見せるなどしていた。

なお、伊達選手はクルム選手との結婚後は「クルム伊達公子」選手と呼ばれていたが、今後は結婚前同様、伊達公子選手という呼ばれ方に戻るものと思われる。

両選手のさらなる活躍を期待したい。

《遠藤俊幸》

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