いまどきの工事現場 その2…整地・指定勾配でのスロープづくりもブルを前後進させるだけ

自動車 テクノロジー ITS
日本キャタピラー 建設ICTセミナー&試乗会
日本キャタピラー 建設ICTセミナー&試乗会 全 19 枚 拡大写真

日本キャタピラーが開催している「建設ICTセミナー&試乗会」のレポート。次はi-Constructionに対応したブルドーザーによる整地作業だ。

ブルドーザーによる整地作業で難しいのはブレードの操作だ。水平に均す作業でも同じ高さにブレードを操作する必要がある。勾配をつける場合もブレード操作で指定の角度をだすのは難しい。

しかし、i-Constructionでは事前にモデリングした3Dデータがあるので、実際の重機の位置(GPSで特定できる)がわかれば、ブレードの操作を自動化できる。そのための施工データは、USBメモリに保存されたものを重機のコンソールに差し込んで読み込ませるか、モバイルネットワークを使い、本社、事務所などからダウンロードすることもできる。これは、設計変更などの図面変更もすぐにできるということを意味する。

データがインストールされたブルドーザーは、指定の場所にいけばブレードを自動的に操作してくれる。CAT CONNECT対応のブルドーザーに試乗した参加者は、通常動かす必要がある右手側のレバーに触れなくとも、前進・後進だけで斜面を整地できるのことを確認していた。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  2. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. あのスバル「プロジェクト・ミッドナイト」が再びヒルクライムへ! グッドウッド2025で記録更新ねらう
  5. 戦後初のアウディ誕生から60周年、1965年に4ストロークエンジンで技術革新
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る