エアバス、A330neo初号機の最終組立を開始

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エアバスA330neo初号機の最終組立工場の様子
エアバスA330neo初号機の最終組立工場の様子 全 2 枚 拡大写真

エアバスは、最新エンジンを搭載するA330neo初号機の最終組立がフランス・仏トゥールーズの最終組立工場で開始した。初号機のA330-900は現在、中央胴体に主翼を結合する作業を行っている。

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ワイドボディA330ファミリーの最新派生型であるA330neoは、A330の高い経済性と柔軟性、信頼性を保持しながら、座席あたりの燃費を14%削減する。A330neoファミリーのA330-800とA330-900はともに最新鋭A350の主翼技術を採用、翼端にシャークレットを備え、高い空力性能を実現する。

エンジンは、ロールス・ロイス製新世代エンジンのトレント7000を搭載し、エアバスの革新的客室「エアスペース・バイ・エアバス」によって乗客に快適性を提供する。

燃費性能の高いA330neoは、航続距離を740.8キロ延長し、A330-900が1万2130キロ、A330-800が1万3890キロ飛行でき、運航会社は新たな市場を開拓することが可能となる。

A330neoはこれまでに10社から186機の受注を獲得している。

A330-800とA330-900は99%の共通性を持つ。A330ファミリー全体で95%の高い共通性を保持するため、コストを抑え高い柔軟性を提供する。また、A330ファミリーの高い信頼性と低い整備コストの利点も備える。

A330はこれまでに1600機以上の受注を獲得している中型ワイドボディ機。現在、世界中の120社以上によって1250機以上が、地域路線や大陸間の長距離国際路線で運航されている。

新世代のA330neoは同クラスの航空機の中で最も低い運航コストを提供する。また、最新技術を取り入れるために継続的に投資し、同クラスの中で最も高い収益性と性能を備えるとしている。

《レスポンス編集部》

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