【パリモーターショー16】仏ヴァレオ、新マイルドハイブリッドを初公開

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統合式ベルト式スタータージェネレーターiBSG
統合式ベルト式スタータージェネレーターiBSG 全 2 枚 拡大写真

フランスの自動車部品大手、ヴァレオは9月29日、フランスで開幕したパリモーターショー16において、新マイルドハイブリッドシステム「48V e4Sport」を初公開した。

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48V e4Sportは、エンジンのパフォーマンスを高めながら、燃費とCO2排出量を低減させる新しいソリューション。ブレーキングの回生エネルギーを最大限回収し、48Vバッテリーに貯めて、さまざまな目的に再利用する。

例えば、スタータージェネレーターによるエンジントルクを増大させる「統合式ベルト式スタータージェネレーターiBSG」。また、電動スーパーチャージャーによる走り出しと再加速の際のエンジンパワーの最大化が可能な「48V電動スーパーチャージャー」。

さらに、完全電動モードでのドライビングと、低グリップ路面で後輪軸を48V電動後輪駆動(eRAD)に接続することで、効率のよい四輪駆動を実現するなどの利用方法がある。

ヴァレオは、「車両の電動化が進む中、48V e4Sportは、48Vソリューションの世界的リーダーであるヴァレオの豊富なハイブリッドに関するイノベーション群を、補完するもの」とコメント。この中には、48Vスタータージェネレーターによる廉価なハイブリッドソリューション「Hybrid4All」や、電動スーパーチャージャーとスタータージェネレーターを組み合わせた「e4Boost」などが含まれるという。

《森脇稔》

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