アウディジャパンは10月5日、正規販売店の新車セールスを対象とした「セールススキルコンテスト」の決勝大会を横浜市にあるアウディみなとみらいで開催した。
同コンテストは、セールススタッフのスキル向上を狙いに2012年から行われているもので、今回で4回めとなる。全国122店から111名が参加、9会場で行われた予選会を勝ち抜いた10名が決勝に臨んだ。
今回の決勝では初めて『成約』こぎつける過程が競技テーマに選ばれ、10名のファイナリストたちは各25分間の持ち時間の中で、『A4 アヴァント』の購入を希望する顧客に対して、ファイナンスの提案やオプション、アクセサリー類の提案、説得力などを競い合った。
ドイツ本社で認定を受けたセールストレーナー5名が、本社が定めた基準に沿って審査した結果、1位にアウディ京都南の寺前和大さん、2位はアウディ世田谷の田崎拓也さん、3位にアウディ高松の福家正尚さんがそれぞれ選ばれた。
決勝大会に向けて筋力アップに注力したという元ラガーマンの寺前さんは「お客様を始めとする僕の周りの近い方々のために結果を残したいというのがあったので、帰って1位になりましたと報告できることが一番うれしい」と優勝の喜びを語っていた。
閉会式であいさした斎藤徹社長は「選手のみなさんは全国650人いるセールススタッフの中で選ばれた本当に優秀な方々。みなさんが職場に帰って、良い意味で周囲の仲間、同僚に影響を与えて、アウディの営業部隊の接客力、営業力全体の底上げになるように、是非今後もリーダーシップを発揮してほしい」と、ファイナリストたちにエールを贈った。