ヤマト運輸、熊本県の路線バスで「客貨混載」を開始

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座席の一部を荷台スペースにした路線バス
座席の一部を荷台スペースにした路線バス 全 4 枚 拡大写真

ヤマト運輸は、九州産業交通ホールディングス傘下の産交バスと、過疎化や高齢化が進む中山間地域でバス路線網の維持と物流効率化を図るため、熊本県の県南に位置する人吉市=五木村を結ぶ路線バスで「客貨混載」を開始した。

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ヤマト運輸は、全国の自治体や企業と連携し、地域活性化や課題解決に向けてさまざまな取り組みを行う「プロジェクトG(Government)」を推進しており、路線バスによる「客貨混載」は3都道府県で実施している。

産交バスとヤマト運輸は相互連携を図り、バス路線網の維持と物流の効率化による地域住民の生活サービス向上を目的に、路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載」を開始する。

宅急便を積載するため、中央部に荷台スペースを確保した路線バス計2台を導入する。また、客貨混載専用のバスと分るように「くらし ハコぶ バス」と銘打ったラッピングを施した。

集荷では、ヤマト運輸のセールスドライバーが五木村と相良村で集荷した宅急便を相良村のバス停・林業総合センター前で人吉市行きの路線バスに積み込む。産交バスの人吉営業所で産交バスのドライバーからセールスドライバーに宅急便を引き渡す。

配達は、ヤマト運輸のセールスドライバーが五木村と相良村の住民に配達する宅急便を産交バスの人吉営業所で五木村行きの路線バスに積み込む。相良村のバス停・相良村運動公園でそれぞれの地域を担当するセールスドライバーに引き渡す。

《レスポンス編集部》

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