京成電鉄、11月改正でスカイライナーなど増発…千葉・千原線は増車

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京成は11月19日にダイヤ改正を実施。スカイライナーやアクセス特急を増発する。写真はスカイライナー。
京成は11月19日にダイヤ改正を実施。スカイライナーやアクセス特急を増発する。写真はスカイライナー。 全 3 枚 拡大写真
京成電鉄は10月6日、ダイヤ改正を11月19日に実施すると発表した。京成上野~成田空港間を結ぶスカイライナーとアクセス特急を増発するほか、千葉線や千原線の輸送力を強化する。

スカイライナーは利用者の多い朝の時間帯に、下り1本を増発。増発列車の運行時刻は、京成上野8時25分(土曜・休日は8時26分)発で、これによりスカイライナーの京成上野発は6~7時台が20分の等間隔、8時台が25分の等間隔になる。

アクセス特急も早朝に下り1本、夜の19時台に上り1本、それぞれ増発する。早朝の下り増発は、利用者の多い時期に運行していた臨時列車を定期列車に変更するもので、運行時刻は京成上野5時18分発~日暮里5時22分発~成田空港6時14分着。下り初発の成田空港着は平日で45分、土曜・休日で43分繰り上がる。京成は「早朝に成田空港を出発するLCC便等をご利用のお客様の利便性が、通年にわたり向上します」としている。

千葉線と千原線では、全体の運行本数を現在と同じにしつつ、4両編成で運行している列車の一部を6両編成に変更し、混雑緩和と着席率の向上を図る。両線では平日に計312本の列車が運行されており、このうち約77%が6両編成、残り約23%が4両編成となっているが、ダイヤ改正後は約92%が6両編成になる。土曜・休日も6両編成の列車の比率を現在の約77%から約97%に引き上げる。

《草町義和》

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