ツーリングの聖地で新型ハーレーの快適性向上を実感…HDJ社長も手応え

モーターサイクル 新型車
HDJマネージングディレクター、スチュアート・ファレル氏。
HDJマネージングディレクター、スチュアート・ファレル氏。 全 48 枚 拡大写真

ハーレーダビッドソン ジャパン(HDJ)は9月下旬、北海道にて1グループ2日間ずつのメディアツアーを2回に分けて開催。阿寒湖畔のリゾートホテルにて2017年モデル技術説明会をおこない、2日間にて600km超をライディングするツーリングを実施した。

HDJフィールドオペレーションディレクターの平田寿樹氏は、新作エンジン「ミルウォーキーエイト」がツーリングファミリーなど9機種に搭載され、4バルブ&1カム化したことなど詳細を明かすと「パワーとトルクが向上するだけでなくメンテナンス費用を低減し、信頼性を上げています。そしてハーレーらしい鼓動は残しました」と、付け加えた。

また新型のカウンターバランサーをエンジンに内蔵し、フレームへの搭載にも新しいラバーマウントを採用したことで「長距離走行でも快適でスムーズな走りを実現しています」と、その出来映えに自信をのぞかせる。

同社代表のスチュアート・ファレル氏もツーリングに同行し、美幌峠や知床横断道路など道東のダイナミックなルートをメディア陣と一緒にライディング。ツアーを終えると、次のように述べた。

「我々の晴らしいバイクで、皆さんとライドをご一緒でき、心より楽しむことができました。素敵な道を共に走ることで、ライディングや我々のブランドに対する情熱を皆さんにお伝えできたかと思います」(スチュアート・ファレル氏)

従来からロングライドを得意とするハーレーダビッドソンだが、新型エンジンの採用に加えて、前後サスペンションを一新したことによって乗り心地が向上し、コンフォート性に磨きをかけている。600km超という長い距離を走り込んだことで、それが強く実感できた。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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