GM、最新燃料電池車を初公開…米軍でテストへ

エコカー EV
シボレー コロラド ZH2
シボレー コロラド ZH2 全 5 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMは10月3日、ワシントンで開催された合衆国陸軍協会(AUSA)の年次総会において、最新の燃料電池デモ車両、シボレー『コロラドZH2』を初公開した。

同車は、シボレーブランドの中型ピックアップトラック、『コロラド』をベースにした燃料電池車。2017年、米国の陸軍に配備され、過酷な条件下でテストされる。

コロラドZH2の契約から完成までに要した時間は、およそ10か月。ZH2は、「GM Hydrotec」のエンブレムを装着した初めての燃料電池車として登場した。Ecotecガソリンエンジンの系統を汲む1台となる。

すでにGMは、いくつかの燃料電池実証プログラムを実施。現行の燃料電池システムで、310万マイル以上の実走行データを蓄積している。

GMのグローバル燃料電池事業部門、チャーリー・フリーズ エグゼクティブディレクターは、「GMは燃料電池車の市販を目指しつつ、軍事、航空宇宙、およびその他の分野においても、燃料電池システムの幅広い可能性を見出している」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  2. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  3. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  4. エブリイ&ハイゼットオーナー必見! 最新便利アイテムをレビュー[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る