【ボンネビルT100&ストリートカップ】トライアンフが本邦初披露…水冷エンジン搭載

モーターサイクル 新型車
トライアンフモーターサイクルズジャパンは10月13日、メディアローンチを開催し、ニューモデルを本邦初公開した。
トライアンフモーターサイクルズジャパンは10月13日、メディアローンチを開催し、ニューモデルを本邦初公開した。 全 44 枚 拡大写真

トライアンフモーターサイクルズジャパンは10月13日、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルにて開いたメディアローンチにて、インターモト(ドイツ・ケルンショー)で発表されたばかりのニューモデルを本邦初披露した。

『ボンネビルT100』および『ボンネビルT100ブラック』、そして『ストリートカップ』だ。

まずボンネビルT100は世界中のバイクファンに愛され続けてきたトライアンフの伝統的モデル。これまで空冷エンジンを採用してきたが、今回は水冷SOHC4バルブ並列2気筒エンジンを完全新設計の車体に搭載した。

ボア84.6mm×ストローク80mmで、排気量は900cc。シリンダーには水冷式ながら美しい冷却フィンが刻まれ、空冷エンジンのような外観になっている。

また、専用設計となるピーシューターサイレンサー、電子制御スロットルを備え、燃費は先代の空冷モデルより3割ほど向上。シート高が低く足着き性に優れ、乗り手を選ばないのもアピールポイントとなった。

ボンネビルT100ブラックは各部を黒で統一したバリエーションモデルで、マフラーもマットブラックで仕上げられる。

そして新作のストリートカップも、ボンネビルT100同様の270度クランクの水冷900ccSOHC4バルブ並列2気筒エンジンを積む。フィーリングやブリティッシュツインならではのエキゾーストサウンドにこだわり、スタイリングはボンネビルを現代風にアレンジしたアーバンスポーツとなった。

フライスクリーン、Aceスタイルドロップハンドルバー、バーエンドミラー、カフェレーサースタイルの脱着式シートカウルを備え、ニッシン製2ピストンスライディングフロントキャリパーやフローティングディスクでスポーティな走りを実現している。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. カスタムパーツが付け替え可能な高級トミカ、「日産 スカイライン25GT TURBO」11月発売
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る