もっとも印象に残る栄冠は?…ロレンソ告白【ヤマハMotoGPファンミーティング】

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ファンとの交流を楽しんだホルヘ・ロレンソ選手。
ファンとの交流を楽しんだホルヘ・ロレンソ選手。 全 22 枚 拡大写真

いよいよ火蓋が切って落とされようとしている『MotoGP 第15戦 MOTUL日本グランプリ』(10月14日~16日 ツインリンクもてぎ)。それを目前にヤマハ発動機は10月12日、招待制のイベント『YAMAHA MotoGP FAN MEETING 2016』を都内で開催した。

MotoGPで『YZR-M1』を駆る5名のライダー、J. ロレンソ選手、V. ロッシ選手、P. エスパルガロ選手、B. スミス選手、中須賀克行選手がイベントに参加。ファンとの記念撮影やサインなどに、各ライダーが快く応じる姿が印象的だった。

それぞれのライダーがファンからの質問に答えるコーナーもあり、ロレンソ選手には次のような質問が。「ここまで2010年、2012年、そして昨年とMotoGPクラスで3度のチャンピオンを獲得されていますが、この3回のうちもっとも感動的だったのは? また、その理由を教えてください」

これに対し、ロレンソ選手は「僕にとっては、初めてタイトルを獲ったときのことがいちばん印象に残っています。ほとんどのレースで表彰台に上った2010年はいいシーズンでした。もちろん最後の最後でチャンピオンが決まった昨年も感動的でしたよ」と答えた。

また、中須賀克行選手には「YZR-M1の開発ライダーを務めていらっしゃいますが、MotoGPで実際にレースを走るのは年に1度ですね。そこでもっとも楽しみにしていること、もっとも苦労することを教えてください」という問いかけが。

中須賀選手はこう話した。

「まず世界最高峰のレースに出られることがひとつ楽しみですし、彼らの高いレベルの走りを間近で感じることも楽しみです。もちろんライダーとしてあらゆることが吸収できますし、自分のスキルアップにもなります」

「もっとも苦労するところは、マシンの開発を兼ねているので、いろいろなことを試しながらレースウィークを過ごさなければならないことで、なかなか自分の走りを掴むことができないところです。そのなかで試行錯誤しながら、よりいいバイクに仕上げていけたらと思っています」

そして中須賀選手は「自分がつくったバイクで、ヤマハのライダーがしっかり結果を残してくれるのは自分にとっても自信になりますし、これからもしっかりバイクをつくっていきたいと思います」と、締めくくった。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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