【アルピーヌ ヴィジョン 日本公開】アジリティと官能性の両立

自動車 ニューモデル 新型車
アルピーヌ ヴィジョン
アルピーヌ ヴィジョン 全 8 枚 拡大写真

日本でも公開されたコンセプトカー、アルピーヌ『ヴィジョン』。これをベースにしてアルピーヌの市販車が年内にも登場するという。

[写真8点]

アルピーヌのデザインチームはモデラー等も含めて12名で構成され、そのスタジオには毎月違うクラシックアルピーヌ、『A110』からルマン出場のレーシングカーなどが持ち込まれるという。

ヘッドオブアルピーヌデザインチームのアントニー・ヴィラン氏は、「そこでは触ったりスケッチしたり、写真を撮るなど、直接的なアプローチをしながら、これまでのヘリテージを尊重し、デザインしている」と述べる。そのうえで「新しいアイディアも組み合わせることで、よりクリエイティブに将来を見据えたデザインが出来るのだ」と話す。

今回お披露目されたヴィジョンには、「アジリティ(軽快感)と官能性の2つの大きな特性がある」とヴィラン氏。アジリティでは、「リアミッドマウントのアーキテクチャと、コンパクトなボディサイズから生まれている」という。

デザイン的な特徴は、「アルピーヌの流れるような形状は、リアウインドウの角度やバランスによって成立している」。更に、「機能に根差したデザインを取り入れており、例えば、インテリアでは構造体をむき出しにすることで、軽量化に貢献。同時に“ナチュラルエレガンス”を醸し出している」とし、「レザーはパッセンジャーが使うところだけに使用している」とした。

一方の官能性では、「アルピーヌの個性や、これまでのノウハウ、歴史に根差している」とヴィラン氏。一例として、4リングのヘッドライトシグネチャーやその周辺のデザインが、A110のフロントエンドに似ていることを挙げる。そのほか、「素材では、室内のコールドメタルがキルトレザーとのコントラストになっている点や、カーボンのテクニカルパーツによる構成が美しさを醸成している」と説明。更に、「コンソールはアルピーヌヴィジョンの素晴らしい軽量化技術、そして、洗練さを表現している」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『セレナ』次期型は2028年登場か!? 第3世代e-POWER搭載へ
  2. 四輪事業で苦戦のホンダ、三菱自動車からタイ生産の『トライトン』をOEM供給へ[新聞ウォッチ]
  3. カロッツェリア「楽ナビ」新型13機種、11月発売へ 業界初・最大6年間の自動地図更新も
  4. 内装材が難燃基準に適合せず『ムーヴ』など1万台リコール…9月掲載のリコール記事まとめ
  5. ポルシェ、新型ミッドシップスーパーカーをプレビュー…「ミッション S」10月15日発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. EV・欧州減速=日本が正しかった、では見えてこない欧州市場と中国の戦略[インタビュー]
  3. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  4. CASE革命と電動化、次世代の自動車部品
  5. ◆終了◆ 10/7 自動車パワーエレクトロニクスの進化と今後の方向性~次世代電動パワートレーンはどこへ向かうのか~
ランキングをもっと見る