チームを離れるのは悲しい…ポル・エスパルガロ【ヤマハMotoGPファンミーティング】

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ファンとの交流のひとときを満喫したポル・エスパルガロ選手。
ファンとの交流のひとときを満喫したポル・エスパルガロ選手。 全 18 枚 拡大写真

『MotoGP 第15戦 MOTUL日本グランプリ』(決勝10月16日ツインリンクもてぎ)を目前に開催された『YAMAHA MotoGP FAN MEETING 2016』。150名のファンが招待されたシークレットイベントであったが、そこではライダーらの貴重な生トークを聴くことができた。

質問コーナーでは、ポル・エスパルガロ選手に「ヤマハを離れますが、ヤマハに在籍して戦った3シーズンでライダーとして得たものは? そして来シーズン以降も進化を続けていくと思いますが、この先ご自身がどのようなライダーになりたいか教えてください」というクエスションが。

これに対しエスパルガロ選手はこう答えた。

「チームを離れるのは、僕にとってとても悲しいことです。なぜかというと、これがいままでのキャリアで最高の3年になったからです。ヤマハは家族のような存在で、とてもいいサポートが受けられました。将来また戻ることもあるかもしれませんし、ヤマハには感謝しています。これからも自分のベストを常に尽くし、最速のライダーになれるように頑張っていきたいです」

そしてブラッドリー・スミス選手には次のような質問が。

「過去に2度、YZR-M1で表彰台に立っていますが、特に印象に残っているのはヤマハが表彰台を独占した2014年のオーストラリアGPです。当時の詳細を覚えているかわかりませんが、ぜひあのときの気持ちやレースを振り返ってもらえませんか?」

スミス選手はこう答えた。

「僕にとって初めてのMotoGPでの表彰台でした。隣にいるバレンティーノ選手、そしてロレンソ選手とヤマハが表彰台を独占したレースになりました。天候の関係でタイヤがすごく難しくて転倒者が続出したのですが、そんななかでチェッカーフラッグを受けることができて幸運だったと思うと同時に驚きでした。これが将来また繰り返せるといいなと思っています」

両選手は来場者との記念撮影やサインに応じたり、抽選で選ばれたファンに記念品を手渡しするなどし、ファンとの時間を楽しんだ。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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