JALとANA、「心をひとつに!!」---東京2020デザインジェット披露

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東京2020特別デカール機公開記念イベント(10月14日、羽田空港JAL M2格納庫)
東京2020特別デカール機公開記念イベント(10月14日、羽田空港JAL M2格納庫) 全 13 枚 拡大写真

日本航空(JAL)と全日空(ANA)は、10月14日から「心をひとつに!! 行こう2020」という共通メッセージのデカールを貼った機材を国内線で運航させる。東京オリンピック・パラリンピック2020大会への機運を高めるのが目的。2016年度中をめどに両社とも4~5機にデカールを貼る。

両社は14日の記念イベントで、ボーイング「777」にデカールを貼り付けた機材(JA773J、JA745A)を公開。JALは「このあと『B737』、『B767』に貼る予定。大型から小型まで、複数の機材にデカールを貼って、全国各地にこのメッセージを届けたい」と、ANAは「このB777以降のどの機材に貼るかは未定」と伝えていた。

8月下旬、小池百合子知事がリオ五輪選手団とともに、五輪旗を振ってタラップを降りた現場も、この「JAL M2 格納庫」で、両社の機材ともにB777だった。「リオから羽田への帰国用チャーターだったため、キャパシティ上、ANAもJALも777だった。今回も787を使わず777にしたのは、JALが国内線にB787を投入していないからじゃないか」と関係者。

今回の記念イベントには、日本航空・植木義晴社長、全日空・篠辺修社長、2020東京五輪組織委員・森喜朗会長、日本オリンピック委員会・竹田恆和会長、日本パラリンピック委員会・鳥原光憲会長らが登壇。

森会長は、「IOCはなかなか厳しい。オフィシャルパートナーは1業種1社と限定している。そんななか、JALとANAが1業種2社でやるというのはたいへん。でもこれこそがオールジャパン。飛行機がどんなに速くなっても、海の向こうの人は飛行機がなければ、五輪会場へやってこれない。選手たちの五輪会場“入り口”として、両社が手を組んだのはありがたい」と伝え、最後に「三波春夫のオリンピック音頭があったと思う、オリンピックの顔と顔という部分があるけど、いまはオリンピックのJALとANA」と付け加えた。

《レスポンス編集部》

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