【MotoGP 第15戦日本】初日フリー走行はロレンソがトップ、上位7台が0.4秒以内

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2016MotoGP日本グランプリ
2016MotoGP日本グランプリ 全 16 枚 拡大写真

2016年のMotoGP第15戦MOTUL日本グランプリが14日、ツインリンクもてぎで開幕。初日は2回のフリー走行が行われ、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)がトップタイムを記録した。

朝から晴天に恵まれ、気温21度、路面温度32度と絶好のレース観戦日和となった初日。タイヤがミシュランに変更になってからは初のもてぎでのレース。少しでもデータを得るべく、午前中から各ライダーが積極的に走り込みを行った。

しかし、午後になってユージーン・ラバティ(ドゥカティ)、ダニ・ペドロサ(ホンダ)など転倒するライダーが続出。このうち自力で立ち上がれず担架で運ばれたラバティはヘリコプターで病院に運ばれ、検査を受けることに。ペドロサも右鎖骨の骨折で、治療のため今夜スペインへ帰国するとチームから発表されるなど、波乱の幕開けとなってしまった。

そんな中トップタイムを記録したのはロレンソ。午後のセッションでは前半からトップに位置するなど安定した速さを見せ、最後は1分45秒151を記録しこの日のトップタイムとなった。2番手には今日全体通して好調だった。アンドレア・ドヴィツォーゾ(ドゥカティ)。午前中のフリー走行1回目には1分45秒786でトップタイムをマーク。午後もロレンソの先行を許したものの、その差はわずか0.053秒と終始速さをみせていた。

3番手にはマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が続いた。さらに後続も混戦で、7番手のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)までが0.4秒以内にひしめく僅差。明日のフリー走行3回目、4回目、そして午後の公式予選も目が離せないバトルが展開されそうだ。

また今回もワイルドカードで参戦している中須賀克行(ヤマハ)は17番手。トップから1.9秒差ではあるが、午前中よりタイム差を縮めているため、明日の予選でどこまでタイムを伸ばしてくるのか、こちらも注目だ。

2016MotoGP第15戦MOTUL日本グランプリ フリー走行2回目結果
1.ホルヘ・ロレンソ(Movistar Yamaha MotoGP)1分45秒151
2.アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati Team)1分45秒204
3.マーベリック・ビニャーレス(Team SUZUKI ECSTAR)1分45秒248
4.マルク・マルケス(Repsol Honda Team)1分45秒303
5.カル・クラッチロー(LCR Honda)1分45秒501
6.アレイシ・エスパルガロ(Team SUZUKI ECSTAR)1分45秒513
7.バレンティーノ・ロッシ(Movistar Yamaha MotoGP)1分45秒532
8.ダニロ・ペトルッチ(OCTO Pramac Yknhnich)1分46秒172
9.ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)1分46秒227
10.ポル・エスパルガロ(Monster Yamaha Tech 3)1分46秒245


17.中須賀克行(Yamalube Yamaha Factory Racing Team)1分47秒135

《吉田 知弘》

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