【WEC 第7戦富士】決勝スタートから2時間経過…アウディ勢の2台に明暗、トヨタ2&4番手
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前日より暖かめの好天に恵まれた富士スピードウェイ。ローリングスタートからLMP1-Hクラスの3社6台の集団が1コーナーへと入り、ついに決勝6時間バトルの火蓋が切って落とされた。
そして最初の波乱がスタートから30分もしないうちに発生する。B.トレルイエのドライブする#7 アウディがスロー走行に転じ、緊急ピットイン。当初はピットレーン上でのトラブル対応を試みており、軽傷かと思われたが、やがてガレージインして大掛かりな作業へ。早くも1台のLMP1-Hマシンが上位戦線脱落となった。
LMP1-Hは通常なら50分前後で1スティントをこなしてピットに戻る。#7 アウディ以外の5台はスタートから50分前後の時期、33~36周を終えたところで最初のルーティンピットへ。その後、各車2度目のピットもこなし、スタートから2時間が経過した時点での順位は下記の通りとなっている。
トップ #8 アウディ
2番手 #6 トヨタ
3番手 #1 ポルシェ
4番手 #5 トヨタ
5番手 #2 ポルシェ
母国レース制覇に期待がかかるトヨタ勢は、#5が中嶋一貴、#6は小林可夢偉がそれぞれスタートを担当した(ともに最初のピットインで交代)。
首位はポール発進から#8 アウディが堅持。こちらは日本のレースでの活躍歴もあるO.ジャービスがスタートから計2スティントを受け持った。
《遠藤俊幸》