インド新車販売15%増、15か月連続で増加 9月

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スズキ ビターラ・ブレッツァ
スズキ ビターラ・ブレッツァ 全 3 枚 拡大写真

インド自動車工業会は10月7日、インド国内の9月の新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、34万0049台。前年同月比は15.3%増と、15か月連続で前年実績を上回った。

9月実績をメーカー別で見ると、インド乗用車市場で4割以上のトップシェアを誇るスズキのインド子会社、マルチスズキが、インド国内で13万7321台を販売。前年同月比は29.4%増と、3か月連続のプラスとなった。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『ディザイア』『バレーノ』などが、合計で10万5236台を販売。前年同月比は19.7%増と、3か月連続で増加した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』や新発売の『Sクロス』を含めて、9月はセグメント合計で1万8423台を販売。前年実績に対しておよそ3倍と伸び、17か月連続で増加した。これは、新型SUV『ヴィターラ・ブレッツァ』投入の効果。

トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)が発表した9月のインド国内新車販売台数は、1万3167台(輸出を含む)。前年同月比は4%増と、6か月連続で前年実績を上回った。9月実績の1万3167台の内訳は、インド国内販売分が1万2067台。前年同月比は6%増と、5か月連続のプラス。5月に発売した新型ミニバン、『イノーバ クリスタ』の効果が大きい。

ホンダのインドにおける四輪車生産販売会社、ホンダカーズインディアリミテッドが公表した9月のインド新車販売台数は、1万5034台(輸出を除く)。前年同月比は18.8%減と、11か月連続の前年割れ。小型セダンの『シティ』が5855台で、12か月連続の最量販車に。4月にインド市場に投入されたばかりの新型SUV、『BR-V』は2193台を販売している。

《森脇稔》

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