BASF、独本社工場で火災事故…死者・行方不明者4名

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BASFは、10月17日午前11時30分(ドイツ時間)に発生した本社工場の火災事故について、同日午後9時30分時点で鎮圧状態となったと発表した。

現在までに社員2名が死亡、6名が重傷、複数の怪我人が発生し、2名が行方不明となっている。また、大気中および地上での有害物質の数値増加は見られない。

今回の火災は、パイプラインでの作業中の爆発によるもの。火災により、エチレンおよびプロピレン製品のパイプラインが影響を受けている。エチレンは断熱材や溶剤などの製造に使用され、プロピレンは自動車用塗料、ディスパージョン、粘着剤などの製造に使用される化学品。

原料供給が中断されたため、本社工場のスチームクラッカー(エチレン製造装置)は現在操業を停止しているほか、その他約20のプラントも操業を完全停止、または一部停止している。

《纐纈敏也@DAYS》

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