警報機が作動した後に踏切内へ進入のクルマ、特急列車と衝突

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15日午前10時30分ごろ、北海道苫小牧市内にあるJR室蘭本線の踏切で、警報機や遮断機が作動した後に踏切内へ進入してきた軽乗用車と、通過中の特急列車が衝突する事故が起きた。この事故で軽乗用車の2人が死亡している。

北海道警・苫小牧署によると、現場は苫小牧市樽前付近(錦岡~社台駅間)にある踏切。警報機と遮断機が設置されている。軽乗用車はこれらが作動した後に踏切内へ進入。直後に通過した上り特急列車(札幌発/函館行き、8両編成)と衝突した。

クルマは約200m先まで押し出される状態となって大破。運転していた同市内に在住する73歳の男性と、助手席に同乗していた72歳の女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡した。列車の乗客乗員約200人にケガはなかった。

列車の運転士は警察の聴取に対して「クルマが低速で踏切内に進入してきた。非常ブレーキを使用したが、間に合わずに衝突した」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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