日産ゴーン社長、三菱自の会長候補に…公式発表

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日産のゴーン社長
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三菱自動車は10月20日、日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEOを、三菱自動車の取締役会長候補に選出した、と公式発表した。

今回の発表は、すでに日産から三菱自動車の開発担当副社長に起用された山下 光彦氏に続く形。同氏を含む3名の取締役が、新たに選出される。

その他の2名は、専務執行役員(チーフ・サステナビリティ・オフィサー)の川口 均氏および、常務執行役員(グローバルコントローラー:経理部門担当)の軽部 博氏となる。

また、三菱自動車の益子 修会長兼社長は日産に対して、三菱自動車の経営陣を強化するために、経営幹部の派遣を要請。それに伴い、日産のチーフ・パフォーマンス・オフィサー(CPO)のトレバー・マン氏が、三菱自動車の最高執行責任者(COO)に就任する。

日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEOは、「拡大したアライアンスは、2016年度の年間販売台数が1000万台となる世界最大規模の自動車グループとなる。三菱自動車を迎えたことにより、17年前に創設したルノーと日産のアライアンスを特徴づける企業家精神やマネジメントの協力体制は、より一層強固なものになるだろう」と語っている。

《森脇稔》

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