釧網線『流氷物語号』1日2往復運行へ…『ノロッコ』の後継

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北浜駅では約10分停車し、駅の展望台から流氷を見ることができる。
北浜駅では約10分停車し、駅の展望台から流氷を見ることができる。 全 3 枚 拡大写真

JR北海道は10月21日、釧網本線の網走(北海道網走市)~知床斜里(斜里町)間で運行する観光列車『流氷物語号』の概要が決まったと発表した。2017年1月28日から運行する。

釧網本線は東釧路(北海道釧路市)~網走間166.2kmを結ぶ鉄道路線。このうち知床斜里~網走間の37.3kmはオホーツク海沿いに線路が敷かれており、冬季には流氷を見ることができる。

流氷観光の季節にはこれまで、ディーゼル機関車がトロッコ車と客車をけん引する観光列車『流氷ノロッコ号』が運転されていたが、今年2月の運行で終了。車両を気動車に変更して観光列車の運転を継続することが検討され、9月に普通列車用の気動車を使った『流氷観光号』の運行が発表された。

今回の発表によると、2017年1月28日から2月28日までの約1カ月間、網走~知床斜里間で1日2往復を運行。全車自由席の2両編成で、運行時刻は『1号』が網走10時56分発~知床斜里11時55分着、『3号』が網走13時40分発~知床斜里14時36分着、『2号』が知床斜里9時20分発~網走10時25分着、『4号』が知床斜里12時10分発~網走13時16分着になる。

途中停車駅は北浜・浜小清水・止別の各駅。『1・3号』は北浜駅で約10分、『2・4号』は浜小清水駅に約20分停車する。

車両のデザインは9月に発表されているが、今回はヘッドマークなどのデザインが発表された。オホーツク海の流氷を描いたイラストを背景に、「流氷物語」の文字が入る。

《草町義和》

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