【SEECAT 16】ダイバーが使う水中ナビゲーションシステムも登場

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
ダイバー用ナビゲーションシステム「アルテミス・プロ」。
ダイバー用ナビゲーションシステム「アルテミス・プロ」。 全 7 枚 拡大写真

「事件や事故を水際で防ぐ」といった表現も使われているが、最近のテロ対策では「川や海からの侵入をいかにして防ぐか」というのも課題になっている。船舶を使った警備・警戒はもちろん、ダイバーも投入することになるが、今年のSEECATではダイバー用ナビゲーションも出品されていた。

イギリスのブループリント(Blueprint)が販売している「アルテミス・プロ」という商品で、水中でも現在地や目的地の把握ができるようになっている。

GPSの電波は水中まで届かないので、GPSレシーバーの付いたフロートを水面まで上げ、ナビ本体に有線接続することで水中でも位置情報の把握を可能とした。また、ジャイロセンサーとコンパスを内蔵しており、姿勢や方位の測定も行えるほか、ソナーも備えているので視界が悪い場所でも使うことができる。

民生向けの「アルテミス」は1台の価格が約100万円だったが、「アルテミス・プロ」は軍隊や警察等の法執行機関向けで、1台の価格は約1800万円だという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る