日産とルノー、コネクテッドカーの開発要員を1000人規模に拡充

自動車 ビジネス 企業動向
日産IDSコンセプト(参考画像)
日産IDSコンセプト(参考画像) 全 3 枚 拡大写真

日産自動車は10月25日、仏ルノーと一体で進めているコネクテッドカーとモビリティサービスに関する報道向け説明会を横浜市の本社で開いた。このなかで、アライアンス部門SVP(上級副社長)のオギ・レドジク氏は、開発要員を現在の約600人から1000人規模に増強する方針を示した。

日産とルノーは、コネクテッドカー技術を電気自動車、自動運転技術とともに、今後の柱に位置付けている。現在は両社がそれぞれ約300人の開発要員を擁しているが、さらに300人以上の規模で採用する。9月には両社が共同でフランスのソフトウェア会社を買収し、約40人の増員を図った。

レドジク氏は、1000人体制を「2017年末までに編成したい」と語る。開発拠点として、新たに東京都目黒区にオフィスを構え、近くパリ近郊にも開設するという。コネクテッドカーのサービスについては、緊急時のサポートや車両の遠隔操作などを想定している。

レドジク氏は、サービス内容には言及しなかったが、「2020年よりはるかに早い段階」で、サービス開始に踏み切る方針も示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  4. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  5. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  6. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  7. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  8. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  9. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  10. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る