日本無線は、11月1日・2日の2日間、東京ビッグサイトで開催される、高速道路の建設・管理技術の展示会「ハイウェイテクノフェア2016」に出展する。
日本無線ブースでは、今年の注目出展技術テーマである「インフラ長寿命化・補修・補強技術」に応える製品として、鉄筋コンクリート内を非破壊で探査するRCレーダ「ハンディサーチ NJJ-200」を出展する。同製品はコンクリート探査装置として、世界で初めてスマートフォンをディスプレイとして採用。本体とディスプレイ部を分離することで、さまざまな鉄筋探査や、スマートフォンの通信機能を生かした、探査データの情報共有を実現する。
また、ミリ波帯のレーダを使うことで雨・雪などの悪天候や夜間・逆光などの視界不良でも安定した交通監視ができる「ミリ波レーダ式交通監視システム」を展示。その他、SAWフィルタ(弾性表面波素子)を用いた技術により、橋梁などのインフラ構造物の劣化診断へ応用が期待される「バッテリレス・ワイヤレス・センサー」も参考出展する。