ロードスター・パーティレースIII 西日本シリーズ、初代王者は本多永一

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ロードスター・パーティレースIII 西日本シリーズ 最終戦
ロードスター・パーティレースIII 西日本シリーズ 最終戦 全 9 枚 拡大写真

ロードスターNR-Aによる「パーティレースIII西日本シリーズ」の今季最終となる第4戦が10月22日、岡山国際サーキットで開催された。

決勝レースはあいにくの雨模様。12時19分、各車ワイパーを動かしてのスタートで8周先のチェッカーを目指す。ポールシッターの#28 連(むらじ)貴洋はホイールスピンで出遅れ、2番手イン側スタートの#88 本多永一がノーズを先に出して1コーナーにアプローチしていく。しかし、ここでブレーキングした本多がまさかのスピン。3番手スタートの#8 猪爪杏奈の右フロントと接触し、本多のマシンは足まわりにダメージを負って、リタイアとなった。

一方、猪爪はそのまま走行を続け、4周目からは予選8番手からジャンプアップの#41 北平絵奈美と同じく予選6番手の#4 岩岡万梨江とともに、トップの連をマツダ WIM(Women in Motorsport)プロジェクトの女性ドライバー3人が追う展開となる。

トップを走る連がリードを広げられない中、後方では吉岡も交えた4台による2位争いが激化。しかし、表彰台が見えていた北平は、最終8周目のアトウッドでコースアウト。そこでレースを終えることになった。結局、連がポール to ウインで参戦3戦目にして初優勝。以下、猪爪と岩岡のマツダWIM勢がポディウムに上がった。

なお、NDのみで争われた西日本シリーズのタイトル争いは、「接触の判定があった場合は理由を問わずノーポイント」というルールにより、最終戦2位の猪爪に15ポイントが加算されず、ここまで3連勝の本多が初代チャンピオンに輝いた。

以下、シリーズ2位には岩岡、同3位には今回は欠場したものの第3戦まで2位2回、3位1回と健闘したマツダ常務執行役員の前田育男が入った。また50歳以上が対象の西日本Best Over50賞と、新人賞となる西日本Best Rookie賞も本多が獲得。3冠を達成した。

今シーズンのロードスター・パーティレースIIIも残すはあと2戦。11月13日には東日本シリーズの最終戦(筑波サーキット・全クラス)、12月3日には岡山国際サーキットでの日本一決定戦(ND)と特別戦(全クラス)が予定されている。

《纐纈敏也@DAYS》

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