凍結路面でコントロールを失って電柱衝突、乗用車の3人が死傷

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24日午前7時ごろ、北海道和寒町内の町道を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路左側の電柱に衝突する事故が起きた。この事故で後部座席に同乗していた74歳の男性が死亡。運転者ら2人も軽傷を負っている。

北海道警・士別署によると、現場は和寒町三和付近で片側1車線の直線区間。乗用車は対向車線側へ進出して前走車を追い抜き、元の車線に戻ろうとしたところ、凍結した路面でスリップ。コントロールを失ったまま道路左側の路外へ逸脱し、前方の電柱へ衝突した。

衝突によってクルマは中破。後部座席に同乗していた74歳の男性が頭部強打でまもなく死亡。助手席に同乗していた別の74歳男性も打撲などの軽傷を負った。運転していた旭川市内に在住する40歳の男性も軽傷を負ったが、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死傷)容疑で事情を聞いている。

事故当時、現場付近の路面は雪がシャーベット状に凍結しており、非常に滑りやすい状態だった。聴取に対して運転者の男性は「追い抜き後、元の車線に戻ろうとしたが、コントロールを失ってしまった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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