【マツダ新世代店舗】人が入りたくなるショールーム

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マツダ新世代店舗 関東マツダ高田馬場店
マツダ新世代店舗 関東マツダ高田馬場店 全 8 枚 拡大写真

関東マツダ高田馬場店が、マツダ新世代店舗として11月5日にリニューアルオープンする。2014年に竣工した目黒碑文谷店に続いて2店舗目として、マツダデザイン本部と、サポーズデザインオフィスによってデザインされた。

【画像全8枚】

「最初に依頼があったときに、高田馬場という地域に特化した、この場所にあったもの、開かれた入りやすい、もてなすような空間にしたいという話があった」とは、サポーズデザインオフィス建築家の吉田愛氏の弁。そこで「通常ショールームはクルマを買いたい人が来る場所だが、今回は通行人や地域の人たちが入りたくなるという状況から設計してみたいと考えた」という。

入りたくなる新しいコンテンツとして、「コーヒーサービスや、テラス、グリーンがある状況を作り、まるでカフェのようなショールームを作った」。また、建築は中と外が壁や開口部によってはっきり分かれているのが通常だが、ここでは、「中間領域、中と外の間のような場所を作った。本来クルマは外にあるものなので、その状況がダイレクトに体感できることや、縁側という、ちょっと腰かけて話ができるような空間により、気軽に入りたくなる状況を作ることができた」とコメント。

もう1つこの建物の特徴としては、60mにわたる長いファサードが挙げられる。「この空間はのっぺりとした面に見えがちなネガティブな要素もあるので、その面にどう動きを持たせるかを検討した」と吉田氏。そこで、外壁にルーバーが取り付けられた。これは、「とても微細な角度の変化を持たせており、そこで受ける光がファサードに差し込むことによって、マツダ車の曲線美や、走る喜び、流れるような勢いが表現されている」。また、クルマに乗ってこの前を通った際も、「建物自体は動いていないがまるで動いているかのような多様な見え方をする、余り見ない新しいデザインができていると思う」と説明。

このアイディアを実現するために、クルマのデザインでは一般的な方法が採られた。それは3Dソフトでの検証だった。吉田氏は、「クルマのデザインと建築のデザイン、手法は違うがそこで意見を合わせながら新しい動きのあるファサードのデザインができた」と話す。

そして、「このショールームでも地域の人や、人が入ったときに完成するようなショールームとして長く愛される場所になれば嬉しい」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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