ホンダ 倉石副社長「米国市場は好調な中でも競争が激化している」

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ 倉石誠司 副社長
ホンダ 倉石誠司 副社長 全 3 枚 拡大写真

ホンダの倉石誠司副社長は10月31日に都内にある本社で開いた決算会見で、主力の米国市場について「好調な中でもやはり競争が激化している状況」との認識を示した。

倉石副社長は「実際の経済指標は非常に良くて好調に推移している。昨年は市場全体、ホンダも含めて過去最高の台数だったが、上期は引き続き好調に推移している。ただガソリンが安いこともあって実はライトトラック市場が伸びていて、乗用車市場は減少している。とくに厳しいのが『アコード』クラスで、このセグメントの競争が激しくて各社ともかなりのインセンティブを積んで戦っている」と説明。

さらに「市場は悪いわけではなくて、好調な中でもやはり競争が激化している状況だ」とも指摘した上で、「乗用車市場は減っているので、この辺は我々も注視しているが、(好調な)ライトトラック市場でいうと我々の工場のバランスで『CR-V』を売りたくても造れない状況がある。ただCR-Vが今冬に切り換るので、我々としては昨年以上を目指したい」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る