「カン、カン、カラン…」アルピコ電鐘踏切が電子音に

鉄道 企業動向
電鐘式警報機が設けられている北新停留所踏切。11月9日から電子音式に変わる。
電鐘式警報機が設けられている北新停留所踏切。11月9日から電子音式に変わる。 全 1 枚 拡大写真

松本~新島々間(長野県松本市)14.4kmの松本電鉄上高地線を運営するアルピコ交通はこのほど、北新・松本大学前駅の近くにある北新停留所踏切の踏切警報機を「電鐘式」から「電子音式」に切り替えると発表した。昔ながらの電鐘式警報機が同線から姿を消す。

発表によると、北新停留所踏切の電鐘式警報機は1980年から使われているが、老朽化に伴い新型の電子音式警報機に更新される。11月8日の最終列車まで電鐘式警報機を使用し、翌9日の初発列車から電子音式警報機の使用を開始する。アルピコ交通は警報機の更新にあわせて非常ボタンや全方向型警報灯を導入。安全性を向上させるとしている。

踏切警報機の警報音は、主に電子音・電鐘・電鈴の三つの方式がある。かつては実際に鐘や鈴をたたき、「カン、カン、カラン、カラン」「チン、チン、チリン、チリン」といった音を鳴らす電鐘式や電鈴式が多かったが、現在はスピーカーを使って電子音を鳴らす方式が主流だ。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  3. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 三菱自動車、新型EVと『アウトランダー』のオフロード仕様を北米投入へ…2026年度
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る