イルミで輝く相模湖畔に新型ペアリフト、製造は老舗車両メーカー

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さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト「さがみ湖イルミリオン」(10月22日~2017年4月9日、写真は10月20日の富士急行メディアプレ公開時)
さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト「さがみ湖イルミリオン」(10月22日~2017年4月9日、写真は10月20日の富士急行メディアプレ公開時) 全 28 枚 拡大写真

関東最大600万球のイルミネーションで相模湖畔の高台を彩る「さがみ湖イルミリオン」。その丘の上のアトラクションへと連れて行ってくれる新型ペアリフトが、イルミ開催にあわせて登場。新型リフトの稼働で、旧型は年度内に撤去するという。

従来のリフトのすぐとなりに新設したペアリフトは、滋賀県守山市に本社を置く安全索道が製造。大正時代に設立された同社は、ロープウェイ、ゴンドラリフト、スキーリフト、降雪機 、ゴルファーケーブルなどを設計・製作・施工する。

同社は、函館山や新穂高温泉、駒ヶ岳、立山黒部、ぎふ金華山、長崎などのロープウェイも製造。鉄道事業法で運営される索道の車両製造メーカーという一面も持ち合わせる。この新型ペアリフトを導入した「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」も、富士急行グループの一員だ。

従来のリフト横で、ことしから基礎工を始め、設置工、試運転を経て10月20日から運転を開始。このペアリフトで丘の上へと到達すると、今夏登場のスリル系アトラクション「極楽パイロット」や「大空天国」、観覧車などがすぐそこに。

初日のメディア公開では、床とリフトが協調作動するリフトの乗降感覚を体験。リフトの動きにあわせて着地面も動くタイプで、乗降時の「焦り」を感じない。下りでは、相模湖畔を彩るイルミネーションの上をサーフィンするような感覚も楽しい。

新たなペアリフトや、「関東最大イルミネーション」が体感できる「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」は、首都圏から電車やクルマで1時間。さがみ湖イルミリオンは2017年4月9日まで開催。

《レスポンス編集部》

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