平成筑豊鉄道「ちくまる号」、デザイン変更で車窓を「改善」

鉄道 企業動向
「ちくまる号<ブルー>」の新しいデザイン。11月7日から定期列車で運行される。
「ちくまる号<ブルー>」の新しいデザイン。11月7日から定期列車で運行される。 全 2 枚 拡大写真

平成筑豊鉄道はこのほど、400形気動車408号「ちくまる号<ブルー>」のデザインを変更した。11月4日に試運転を行い、7日から定期列車での運行が始まる。

400形は、2007年から2010年にかけて12両が導入された、平成筑豊鉄道の気動車。1989年10月の開業にあわせて導入された100・200・300形気動車の置換えを目的に新造された。

401~407号の車体は、黄色をベースに青・緑・空色のストライプでデザインされているが、これ以外の車両はデザインを変えている。408号は青をベースに平成筑豊鉄道のマスコットキャラクター「ちくまる」をデザインし、「ちくまる号<ブルー>」の愛称が付けられている。

平成筑豊鉄道の発表によると、自動車の車検に相当する法定検査の実施にあわせ、デザインを変更。車体色は青のままだが、ラッピングのデザインを窓にかからないよう変更した。これにより車窓からの景色を楽しめるよう改善したという。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る