【カーオーディオ雑学】「トゥイーターの取り付け方」…トゥイーターが“セパレート”となる利点

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
ダイヤトーン・DS-G20
ダイヤトーン・DS-G20 全 1 枚 拡大写真

奥深き、カーオーディオ・インストールの世界を探究している当コーナー。今週からは、新たなテーマ、「トゥイーターの取り付け方」について掘り下げていく。第1回目となる今回は、「トゥイーターが“セパレート”となるメリット」について考えていく。

本来ならば、1つのスピーカーユニットで、低音から高音までをスムーズに再生できれば良いのだが、なかなかそうもいかない。高音は口径の小さなスピーカーのほうが出しやすく、中低音は口径の大きなスピーカーのほうが出しやすいからだ。というわけで、高音を担当するトゥイーターと、中低音を担当するミッドウーファーとを設けて、役割分担をさせて音楽を再生しようとする2ウェイスピーカーが使われることが、現代のカーオーディオにおいての主流となっている。

なお、2ウェイスピーカーには2タイプがある。トゥイーターがミッドウーファーの同軸上に取り付けられた“コアキシャル”タイプと、トゥイーターが別体となっている“セパレート”タイプとが存在しているのだ。

ところでひと昔前ならば、廉価な市販スピーカーでは、“コアキシャル”タイプが人気だった。“コアキシャル”タイプしかラインナップしていないシリーズも多く、迷わずこちらが選ばれることが多かった。しかし今では、エントリーモデルにおいても、“セパレート”タイプの製品が充実していて、こちらが選択されることが多くなっている。

ただし、“コアキシャル”タイプにもメリットはある。1つは、比較的に簡単に取り付けられること。もう1つは、高音と中低音の出所が同一となるので、サウンドがまとまりやすいこと。しかしデメリットもある。それは、音が足元に溜まりやすい、というものだ。

それに対して“セパレート”タイプでは、トゥイーターを高い位置に取り付けることが可能となり、こうすることで、サウンドステージを高い位置に持ってくることが可能となる。

そのメカニズムを簡単にご説明しておこう。高音は指向性が強い。ゆえに、どこから音が出ているのかを感じやすい。対して低音は指向性が弱い。なので、どこから音が出ているのかを感じにくい。であるので、トゥイーターが高い位置にあると、もろもろを上手にコントロールできた場合、高音につられて中低音もトゥイーターの位置から聴こえてくるように錯覚する、というわけなのだ。

このメリットが好まれて、“セパレート”タイプが人気となっているのである。

とはいえ、トゥイーターを「どこに」「どんな角度で」付けるのかについては、多くのノウハウが存在している…。

それらはどんなノウハウなのかを、次週より1つ1つ検証していこうと思う。これから市販セパレートスピーカーに交換しようと思っているアナタは、次回からの当コーナーに、ぜひともご注目を。

【カーオーディオ・インストール雑学】パート6「トゥイーターの取り付け方」#01 「トゥイーター」が“セパレート”となる利点

《太田祥三》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 純正の配線につなぐだけ、三菱『デリカミニ』日産『ルークス』用「アイドリングストップキャンセラー」発売
  2. 民事再生中のEVモーターズ・ジャパン、EVバス事業をイクヨに譲渡
  3. 「マツダさん、みんな待ってるよ」次世代ロータリースポーツの登場にファン期待、SNSでは議論飛び交う
  4. 大矢アキオが語るフィアット『パンダ』46年 東京・渋谷で10月3日トークイベント
  5. 見えない死角を一掃! 駐車も後席確認もラクになる「サポートミラー」[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  4. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  5. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
ランキングをもっと見る