タカタ、営業益12.1%増…リコール対応費用を米国・アジアの増益でカバー 中間決算

自動車 ビジネス 企業動向
タカタのエアバッグリコール対象となっているホンダ アコード(資料画像)
タカタのエアバッグリコール対象となっているホンダ アコード(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

タカタは11月4日、2016年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高3293億2100万円(前年同期比-8.4%)、営業利益219億1500万円(+12.1%)、経常利益は164億5900万円(+0.8%)、純利益は182億7500万円(前年同期は55億7700万円の赤字)だった。

売上高は、主に円高が影響して前年同期比8.4%の減収となったが、営業利益はリコール対応関連費用の増加を米州、アジアの増益がカバーし、12.1%の増益。経常利益は為替差損の影響があり0.8%の増益にとどまったが、米国子会社の一部を売却したことによる特別利益等で純損益は182億7500万円の黒字となった。

通期連結業績予想は、第2四半期までの実績を踏まえて修正。売上高は6200億円(前回予想比-500億円)、営業利益は350億円(+20億円)、経常利益は290億円(-35億円)、純利益は200億円(+70億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る